昨年、中国重慶でインテリアデザイナー向けに行ったセミナーの様子です。
中国の新聞社が3~4社集まるホールで行ったので、各社の新聞に掲載されました。
中国のインテリアデザインでは、心理学をデザインに取り入れるということが
非常に新鮮だったようで、500名を超えるデザイナーさんたちが参加して
熱心に講演を聴いてくださいました。
伝統的な教壇(演台)の前、固定のマイクで行う講演スタイルではなく、
ステージを動き回り受講生に質問を投げかけて、手を挙げてもらったり、
ブレア・シンガーに学んだ参加型の講演スタイルは
中国の方には少し驚きだったようです。
最初は戸惑っていましたが、恥ずかしそうに参加してくれました。
重慶の街は、高層ビルが立ち並び驚くほど都会でした。
現地の通訳の方によると、
都心のシステキッチン設備のある高層マンションに住むことがステイタスとのことでした。
心理学をインテリアに入れた「居心地の良さ」は、
住まいづくりの次のステップのようです。
国を超えて「空間デザイン×人間科学」が広がり、
多くの方が幸せな住まいで過ごせるようになることを祈っています。
幸せはいつもここから。
高原美由紀
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