【納得して住まいを買うと、幸せな生活が送れる!】

プラシーボ効果による納得の住まい購入と幸せな生活

 

プラシーボ効果をご存知の方も多いでしょう。

偽薬を本物だと信じることで病気の回復に効果があるというものです。

 

実際に「信じて期待する」ことで現実に人間の神経メカニズムを変化させ、

本当の薬と同じような効果をもたらすというものです。

 

プラシーボ効果は、偽薬と本物の薬で実験されましたが偽薬である必要はありません。

プラス効果を「信じて期待する」という点がポイントのようです。

 

 

 

 

 

 

 

 購入前に見た物件やモデルルームの空間がとても素敵で、

その空間での暮らしに夢や期待を抱けることや、

新しい住まいを納得して手に入れるかがその後の暮らしの幸せ感に影響します。

 

 

洋服を自分の好みだと思って身に着ける場合と

そうではない思って身に着ける場合で、

服を着ている気持ちが違うことをご想像いただけるのではないでしょうか。

 

 

偽薬であっても体調が回復したように、

実際にそこで営まれる暮らしもプラスの経験となっていきます。

 

 

年十年も住む住まいだからこそ、どう感じてその住まいに住むかが大切です。

ポイントは、「納得して、良い住まいであると思う」ことです。

 

プラスの気持ちで毎日が暮らせますように☆

 

「地球を大切にする」窓のつけ方

爽やかな風が吹きぬけ、青々とした木々とまぶしい太陽・・・。
自然の恩恵を感じる季節ですが、一方で今年、グリーンランドを覆う氷河の年間流出量が地球温暖化のため10年で約2.5倍になったという発表が米航空宇宙局(NASA)からされ、地球温暖化が加速度的に悪化しているという事実を切迫感もって印象づけられました。
地球温暖化を防止するために私たちができることは何でしょうか。
家庭でのエネルギー消費の4分の1以上が冷暖房費だと言われ、照明も日々エネルギーを消費しています。
省エネルギーを実現する方法の一つとして、エコガラスを使う以外に窓でできることがあります。環境と親しみ自然を効果的に利用した窓の配置や大きさ・形状等、窓のつけ方について2回に分けてお話します。

 

その1 太陽の恵みを取り入れる 
○窓の向きで暖房費削減!

窓は南面を大きく、北・東・西面は小さくというのが基本です。
冬のエネルギー消費の28%を占めるという暖房費の削減には南面の大きな窓が効果的です。冬場は太陽高度が低いので窓から部屋の奥まで太陽が射し込みます。そして室内の床や壁等に熱が蓄えられて、太陽が沈んだ後も輻射熱となって放出され、気温の急激な低下を防ぎます。
逆に夏はというと、太陽高度が高いので、南面の窓からはそれ程部屋の中に日が挿し込むことはありません。
窓先に軒や庇をつければ、直射日光を防いでくれますし、ルーバーを取り付けることで日射を調節することもできます。

○太陽光を利用しましょう!

太陽光を効果的に採り入れれば日中の照明のエネルギー消費を抑えることができます。

高窓

 

 

 

 

 

 

 

 

1.明るく!

窓の大きさが同じであれば高い位置にある窓ほど部屋の奥まで明るさが取れます。
特に天窓は建築基準法で側窓(鉛直の壁にある窓)の3倍の採光が取れるとみなされています。住宅の居室では床面積の1/7以上の採光面積が必要と規定されていますので、1㎡の大きさの側窓では7㎡の部屋の採光が取れますが、天窓なら21㎡の部屋までの採光が取れるという計算になります。

 

2.照度差を小さく!

同一面積の側窓でも、縦長窓の方が横長窓より部屋の奥まで光を導くことができ、部屋全体の照度差が小さくなります。
1つの窓を設けるより同じ面積でもいくつかに分けて設け、できれば片側よりも両側に設けた方が効率的です。

 

3.拡散光で部屋の奥まで光を!

窓ガラスは透明より曇りガラスやガラスブロックを使う方が、光を乱反射し、拡散光となった柔らかな光を部屋の奥まで取り入れることができます。

 

4.ライトコート(光庭)で敷地や間取りの難を解決!

間口が狭くて奥行きが深い敷地で隣接した建物がある場合は、奥の部屋の採光が難しくなります。
又、間取りの都合で浴室や洗面所の採光が難しいこともありますよね。そのような場合には、建物で3方や4方を囲んだ中庭の一種のライトコートを設けると、奥の部屋や下階にも光を採り入れることができます。このライトコートは採光だけでなく、通風も効果的に確保できますし、空間に変化を与えます。

このように、窓のつけ方を工夫すれば省エネルギーにつながります。地球の全ての源となる太陽の恵みに感謝し、私たちの地球を大切にしたいものです。

 

*この文章は板硝子協会「エコガラス」ホームページにて連載されたコラムを一部加筆、修正したものです。

景色を取り込む

部屋に景色を取り込みましょう!

外部と一体となった窓辺お部屋の中に絵を飾って楽しむように、景色を取り込んでみませんか。
今回は窓によって風景が切り取られた、素敵なピクチャーウィンドウと呼ばれる窓をご紹介します。
ピクチャーウィンドウは、「はめ殺し」と言って多くは開かない窓なので、通風の目的ではなく、風景を眺めるために
設けられる窓です。本来人は視界が開けている方向や明るい方向に視線を向ける習性があります。
窓の外に目をやるというのは自然な行動なのです。その時に見える風景が絵のように美しかったら気持ちが癒されますよね。
そして室内から外部へ空間へと広がりができゆとりが感じられます。
いつも季節の移り変わりや一日の太陽の動きなど、 自然を感じながら暮らすことは気持ちに豊かさももたらすことでしょう。

外部と一体となった窓辺

さて、それではどんな風景をどのように切り取りましょうか。窓の外に坪庭のように美しく作られた庭や樹木や花等はもちろんのこと、もし山々が見えれば言うこ とありません。
でもそんなに綺麗な風景が外に広がっている環境って少ないものです。でも諦めないで下さい。お隣のお庭の木を借景させてもらっても良いので す!もし外に少しスペースがあれば、そこに玉砂利を敷いて竜のひげ等小さな植物を植えても素敵な演出になります。その場合、室内の床と地面がつながったよ うに見えるように、窓の位置は床ぎりぎりの低い位置に設けると良いでしょう。絵として切り取りたい部分のみに窓を設けるのがコツです。建物が敷地いっぱい ですぐ隣の建物という場合、空だって立派な絵になります!注意したいのは、外から人が覗き込めるような窓にしないことです。できるだけ静かな風景の方が落 ち着いた空間を作り易いと思います。道路に面した窓の場合は、何か一枚目隠しになる壁や木製のルーバー等を立てて、風景(絵)のバックとすると良いでしょう。場所は、玄関、廊下、リビング、トイレや浴室等、どこにつけても良いと思います。特にリビングや浴室など落ち着いて外を眺められるような場所に効果的です。又、ピクチャーウィンドウにはカーテン等を掛けて隠さず、できれば夜も外部に照明をつけ昼間とは違った夜の景色を楽しみたいものです。


窓の外を眺めるように置かれた家具)

最後に、那須の二期倶楽部というホスピタリティのあるホテルで出会った素敵なピクチャーウィンドウをご紹介致します。下の部屋はコテージの一室で、室内に絵は一枚も飾られておらず、大きな窓から見える風景が絵となっています。

窓の外には整然と作られた空間があり、その向こうに自然が広がっています。ソファや一人掛のリラックスチェアは窓の方に向けて置かれ、風景を見て過ごすよう なレイアウトになっていました。静かな景色が窓の外に広がっていることで、空間が外部と一体となり、室内の空間もゆっくりと時間が流れているように感じら れ、眺めているうちに穏やかな気持ちになったのを覚えています。

 ピクチャーウィンドウは癒しの窓と言ってもいいのかもしれませんね。

 

*この文章は板硝子協会「エコガラス」ホームページにて連載されたコラムを一部加筆、修正したものです。

「窓から考える空間とデザイン」

窓から家を考える“間戸”の住まい

新築住宅では「窓を大きく、できるだけたくさん」とご希望されることが多く、マンションでも可能なあらゆる面に窓が設けられ、窓が多いことがセールスポイントになっているようです。しかし、せっかく窓があっても、隣家の窓と向かい合わせで開けられない、庭に面する大きな窓から通りを歩く人に覗かれて落ち着かない等、色々な問題も見受けられます。本当に窓をたくさん設けることが良いのでしょうか。本当にその窓がそこに必要なのでしょうか。もう一度その機能を見直すことで、快適な住まいについて考えてみましょう。

日本の窓は “間戸”

窓という意味の英語windowは壁に開けられた“風孔”という意味であるのに対し、日本語の窓は柱と柱の間にある戸という意味で“間戸”が語源と言います。必要に応じて光や風、雨、視線を遮断したり調節したりするための柱の間の“戸”を意味していました。古い日本の建物は、光と視線を調節する格子戸や風雨と光を遮るしとみ戸、光を柔らかく通し視線を遮る障子など、様々な“間戸”がありました。これらが透過するもの、遮るものを選択する、いわばフィルターとしての機能を持ち、幾重にも組み合わされて必要な環境と空間を作っていました。

柱と柱の間の板戸や障子などのいろいろな間戸

天気の良い日中は天井にはね上げられているしとみ戸

しとみ戸や襖は閉めれば壁になる可動の壁であり、動かぬ壁や屋根も含めて、柱と梁の“間戸”と考えることができます。つまり、柱と柱、梁と梁の間をどんなフィルターにするか選択することで家が完成すると考えることができるのです。

フィルターを選択して組み合わせ、快適な環境づくり

この考え方は住宅を計画する上で役に立ちます。まず、敷地とその周辺の環境を見てみてください。隣の家は接近していますか。1階や2階から何が見えそうですか。覗き込まれそうな建物がありますか。借景できそうな良い景色や木々はありませんか。風の方向はどちらでしょうか。道路等何か音を発するものがありますか。このようなことを一つ一つ問いかけてみて下さい。何を遮り、何を透過させたいのかを見極めると、そこに必要な“間戸”が見えてきます。外部に対してだけでなく、内部同士の関係についても同じことです。音、風、光、熱、人、全てを遮断したければコンクリートの壁、音や風は遮断したいが、景色は取り入れたいなら、はめ殺しの窓、時と場合によって人や視線を遮断したり透過させたりしたいなら引戸の間仕切等、必要に応じて選択していくのです。

どのようなフィルターが必要か選択して間戸を決めていく

窓にする場合も、上からの光を透過させるならトップライト、人を行き来させるなら掃き出しの窓等。又、ガラスにもたくさんの選択肢があります。光や視線を通すにはクリアガラス、光は通すが視線を遮るには型ガラス、更に熱の出入りを遮断するにはエコガラス。その上、音を遮断したり、泥棒を遮断したりする機能が追加されたガラスもあります。
そして更に時間帯や季節によって光や視線の透過を上手に調節し補助するためにカーテンやブラインドがあるのです。
こうして、いくつものフィルターを組み合わせたり重ね合わせたりして、快適な住空間を作っていくことができます。まずは、どんな風にそこで過ごしたいかということから、周囲との関係、スペースとスペースの関係を見極めて、欲しい環境のための“間戸”を選択してみてください。
どこに窓が必要なのか、もしかしたらそこは壁の方が良いのではないか、そのようなことを考えていくと、自分にとって、その場所にとって、より快適な環境が作りだせることと思います。

 

*この文章は板硝子協会「エコガラス」ホームページにて連載されたコラムを一部加筆、修正したものです。

窓の可能性の発見 自由になった窓

窓の可能性の発見 自由になった窓

最近の建物に於いては、従来の考え方から脱却した窓が増えています。そこには窓の新たな可能性が伺えます。いくつか日本の建物をご紹介しながら、もっと楽しく窓を考えるヒントを見つけて行きましょう!

■間戸の消失 TOD’S表参道ビル/伊藤豊雄・GSH/ヨコミゾマコト

tod`s 表参道ビル

この建物の窓の形、何に見えますか?
これはケヤキ並木が美しい、東京・表参道に建てられたTOD’S表参道ビルです。この建物にはケヤキの幹が転写され、ガラスがコンクリートに象嵌されたようになっています。
本来、木造住宅の柱・梁は、垂直・水平部材として上からの力を下へと伝えるものでした。「間戸の住まい」で書いた間戸の考え方はこのことが基本でしたが、鉄筋コンクリート造等では一概に柱・梁は垂直・水平部材ではありません。TOD’S表参道ビルでは窓以外の斜めに走る壁、つまりケヤキの幹にあたる部分が鉄筋コンクリート造の構造体の役目をしており、幹と幹の間の不均質な隙間に枠のないガラスを嵌め込むことで、外壁と窓とを一体に構成しています。

夜、ケヤキ並木越しに見る、光を放ったこの建物の姿はとても綺麗でした。

GSH次の写真は東京・青山の狭小敷地に建てられたGSHという住宅併用テナントビルです。この建物は薄肉鋼板で造られ、外壁や構造体のスペースを最小にすることで最大限室内空間を確保しています。この鋼板が外壁を兼ねた構造体となり、自由に大小様々なサイズの丸い開口がランダムに穿たれています。

 

 

 

 

■極限の窓 光の教会/安藤忠雄

光の教会

自然の力、光の持つ力、ただそれだけで建築空間の全てを決定している窓があります。

写真の建物は大阪にある教会で、小さいコンクリートの四角い箱ですが、余計なものを取り払い最後に必要なもののみを残したら、祭壇の背後に穿たれた十字型のスリット窓のみとなったという力強い建築です。
光の十字架が、祈りを捧げる精神的な拠り所であり、象徴としての役割を果たしています。実現はしませんでしたが、この建物を設計した建築家・安藤忠雄氏は、このスリットにガラスを嵌め込むことを拒んだと言います。
外と完全に繋がったガラスのないスリットというのが当初のコンセプトであったようです。もし実現していれば、より自然の力を感じることができたのかも知れません。

■不規則な配置の窓 情緒障害児短期治療施設/藤本壮介

この写真は小さないくつもの四角い建物が建っているように見えますが、実は、四角い箱をランダムに配置し、それらの間をガラス窓で繋げ、全体として1つの大きな建物になるように構成されています。それぞれの四角い箱には大きさの異なる窓がレベルも不規則に配置され、その集合としての建物は、まるで1つの小さな街であるかのようです。
人や人が生活する場というものは必ずしも画一的なものではなく均質でないこと、又、それぞれの個の集まりが一つのユニット・環境を創り出しているという建築の考え方が、平面や立体構成、窓の形や配置にも表現されています。
このような色々な窓を見ていると、窓の概念の変化を感じます。
南面だから、壁があるから窓をつける、窓があるからガラスを嵌め込むという発想ではなく、開口部によって、ガラスによって、どんなことが可能になるのかという発想です。画一的な窓だけでなく、自由な発想で、自分やその建物、考え方を表現する一つの要素として窓を考えてみてはいかがでしょうか。窓を設けることがもっと楽しいことになりそうではありませんか? 

*この文章は板硝子協会「エコガラス」ホームページにて連載されたコラムを一部加筆、修正したものです。

窓は「家の目」・世界との接点

窓は「家の目」・世界との接点

窓には光や風を入れる、暑さや寒さをしのぐ等、住環境にとって大切な機能があります。でも現代ではそれらのことは照明や換気、冷暖房等で人工的に作り出すことができます。では、窓は何故必要なのでしょうか。単純で基本的な窓の役割について見直してみましょう。

窓は「家の目」

現代の住宅は大きな窓をたくさん持っていますが、古くは覗き窓や物見の窓というような小さな開口部があって、窓は外の世界を見る「家の目」としての機能を持っていました。家に迫って来る来訪者や外の様子を小さな覗き窓からうかがって身の安全を確認するわけです。これは人が用心深い動物として生命の保全を確保しようとする本能的な行為です。
日本の家屋はもともと外部に対してオープンな作りになっていたので、家を囲う塀や城壁などにそういった小さな窓があいていました。玄関のドアについているドアスコープがその用途として今も使われています。
大きさはどうあれ、外部をうかがうということは窓の基本的な働きで、生命の安全を確認できるという安心感につながるのです。

世界との接点

窓のない完全に閉ざされた空間では安全が確保されているにも関わらず人は恐怖感を感じるものです。そのような空間に長い間閉じ込められると正気を失ってしまいます。窓から外が見えることがどれだけありがたいか、病室の窓や独房の窓を思うとご想像がつくことでしょう。人には常に何らかの方法で外の世界と接触していたいという欲求があります。
ヒッチコックの有名な映画で「裏窓」は、足を骨折したカメラマンの主人公が、窓から隣人の生活を眺めて日々を送り想像を巡らすというストーリーです。殆どが窓から見える風景だけで映画が作られています。歩けない主人公にとってはこの窓だけが外部との接点でした。これは窓の役割の一片を鮮明に表したものとして見てみると、とても興味深いものです。
住まいが人を拘禁することにならないように、内部と外部を結びつける接点が窓なのです。窓によって外部の世界に無限に広がる可能性や自由を感じることにもなるのでしょう。

窓は人にとって、住まいにとって、とても大切で必要不可欠なものということでしょう。

 

*この文章は日本板硝子協会「エコガラス」ホームページにて連載されたコラムを一部加筆、修正したものです。