『進路のミカタ』に掲載【将来デザイナーになるには?】

 

『進路のミカタ』のHPに取材記事が掲載されました。

 

『進路のミカタ』は、

高校生が進路に迷った時に参考になるようなHPです。

 

「将来、何になりたい?」

 

 

高校生で、自分の将来をはっきり決められるんだろうか。

 

 

間違った進路を進んでしまったら、

引き返すことができない?

後で大変、遅れを取ってしまう?

 

 

 

私は高校生の時、将来どうしたいか全然決まってませんでした。

だから、一番早推薦が受けられる大学を受験。

学科は栄養学です。

 

これを話すと皆さん驚かれます。

 

料理が好きだったこと、ちょうど父親がコレステロール値が高くて

食事に気をつける必要があったことから選びました。

 

大学を卒業する時も何となく、結婚して主婦になるのかな〜なんて思ってました。

そして、総合商社の秘書に配属されます。

 

 

その時は、自分に秘書が合うのかどうか?

なぜ一人で役員室の前に座っている孤独な部署なのか、

新入社員でいきなり大変!

私には難しい〜〜〜と思っていました。

 

 

でも今思うと、さすがの人事だったなあと。

秘書がとても合っていたと思うのです。

 

 

誰かのサポートをすることが好き。

その人がより成功できるよう、働きやすいよう、幸せを感じられるように。

その人のニーズを深く把握して、そのためのサポートをする。

 

 

これは、今、私がやっているデザインの仕事の考え方と全く同じ。

そして、栄養も、取り入れるものが違うだけで、実はデザインと共通する。

このことには、仕事を始めて10年以上経ってから気づきました。

 

 

栄養は、人が口から取り入れるもの。

体だけでなく人の心にも、食べ物のせいで鬱病になるくらい影響するもの。

 

 

デザインは、人が目や鼻や耳、肌からから取り入れる情報。

 

どちらも、その人の健康と幸せに大きく影響する。

どちらも、人が体に取り入れるエネルギー。

 

口からか、それ以外の感覚からか。

 

栄養士も秘書も、今の仕事につながっている。

本質はおんなじ。

栄養の勉強をしたからこそ、ナチュラルなものを取り入れることが

より健康で幸せになることを知った。

 

 

秘書をしたからこそ、人の深いニーズを捉えて実現のサポートをすることが

その人の成功や幸せにつながることを知った。

 

全て、今の仕事につながっている。

 

 

結局、どんな風な人生を送っても、

実はやることはそもそも決まっているのではないか、

と感じています。

 

頂いたこの一生をいかに使うか、

そもそも頂いたお役を精一杯生きたいです。

 

 

だから、

進路を迷っている高校生に言いたい。

 

好きなこと、自分がワクワクすることをただただやればいい。

何をしても、必ず一つに収束されて行くから。

人生は、自分の本質を探す旅のようなもの。

人生に後戻りはない。何をしたとしても、それは常に前進している。

 

 

自分の本当の声に耳を傾けよう。

楽しんで、今を精一杯生きよう!!

 

 

 

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